退職して1か月、何か成果は得られたのか?

なんの成果も!!得られませんでした!!

っというとブログ記事が終わってしまうので、今回は、2025年7月10日に退職辞令を受け取り、そこから約1か月、私は何をしていたのか。そして、今どんな心境なのかを記してみようと思います。

辞令交付の日

退職辞令は朝9時ちょうどに受け取りました。大規模署ゆえ、異動者への辞令交付がすべて終わったのは10時半すぎ。
辞める人間の去り方というのは、どうにも正解がわかりません。私は異動者の挨拶回りに同行しつつ、「退職を承認する」という独特な文言が印字された辞令を手に、ぼちぼちと挨拶。最後は自分の担当統括に一言お礼を告げ、そのまま署を後にしました。

昼過ぎには公務員宿舎に帰宅し、そこから約80〜100連休がスタートします。

最初の一週間と突然の坊主頭

退職後の最初の週は、現職の方が企画してくれた退職祝いの飲み会にいくつか参加しました。
そして、しばらく世間に顔出しする予定もないし…と、髪を1mmの坊主に。理由は単純で、時間と脳のリソースを節約したかったからです。朝の寝ぐせ直しも、お風呂後のドライヤーも不要。これだけで一日の中の自由時間がぐっと増えます。

現役時代に突然坊主にしたら、「禊か…」と心配されそうですが、無職の今は誰もそんなことは言いません(ジム仲間からはイジられますが)。ちなみに、税理士登録が済む10月頃には一般的な短髪に戻る予定なので、いまはその逆算期間でもあります。

引っ越しと妻の活躍

公務員宿舎からの引っ越しも大きなイベントでした。新居は決まっていたものの、細かい段取りはまだ未定。暮らしのマーケットで業者を探したところ、見積りに来た担当者から、プラットフォーム手数料にまつわる話がちらりと出ました。
その後、ここには詳しく書けませんが、ちょっとしたやり取りの結果、引っ越しの見積りは1割引に。やり取りについては文脈からお察しください。

このあたりの嗅覚と行動力は、もしかすると国税での日々が培ってくれたのかもしれません。いや、気のせいかもしれません。

さらに、食洗機の取り外し・取り付けはYouTubeで手順を確認し、妻が中心となって作業。私は横でサポート役に徹しました。こうして無事、光回線の工事も完了し、新居の生活環境が整いました。

午前は独立準備、午後は自由時間

7月中は引っ越し関連の手続きで慌ただしく、8月に入ってからは比較的ゆったり。
午前中は税理士としての独立準備に時間を使っています。HPの準備、創業計画書の作成、自分の価値観マップやバケットリストづくり、そして「無職の今だからこそ書ける心からの願望リスト」などを作成中です。
こうして並べてみると、独立準備というより「人生の棚卸し」に近い時間になっています。

午後は図書館に足を運び、書籍を気の向くままに手に取ります。税務書籍はゼロ。読書に没頭して時間が溶けていく感覚は、極上の娯楽です。最悪、資本主義レースから転げ落ちても、図書館があればまた立て直せる。私にとって、図書館は心の安全基地です。

ゲームと筋トレの現在地

ゲームは「真女神転生V」と「サガフロンティア2リマスター」を少しずつ進めています。妻からは「ドラクエ10オンラインを一緒にやろう」と圧をかけられており、そのうち着手予定です。

参考記事:ドラクエ10がつないだ縁、今こそ恩義に報いるとき

筋トレは4月にBIG3合計455kgを達成して以来、少し燃え尽き気味。とはいえ、8月に入ってからまた再開しようとしています。大会を意識せず、純粋に身体を動かす楽しさを思い出す時期なのかもしれません。

参考記事:第83回東京都パワーリフティング選手権大会に出場してきました

実家での時間

月に一度は単独で実家に帰っています。両親はまだ元気ですが、年齢を重ねているのも事実。大型家具の処分など、今のうちに私が動けることはやっておきたいと思っています。
都内同士の距離感なので、移動の負担が少ないのはありがたいところ。何気ない会話や昼食の時間も、現役時代にはなかなか取れなかった贅沢なひとときです。

退職して1か月の気づき

この1か月でわかったのは、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」の境界がくっきり見えるようになったことです。
現役時代は、その境界がぼやけ、気づけば「やらなければならないこと」で一日が終わっていました。今は自分で時間の配分を決め、満足いく形で一日を終えられる。
税理士証票の交付式までは、勤め人ではできなかったことを存分にやり、次のステージに備えていきたいと思います。

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