所得税

負担は変わらないと説明される防衛増税で、実際に変わったもの

防衛費の財源として、法人向けの防衛特別法人税と、個人向けの防衛特別所得税があります。前者はすでに始まっており、後者は2027年1月からです。法人には上乗せが始まっています防衛特別法人税は令和7年度税制改正で創設され、令和8年(2026年)4...
所得税

ふるさと納税、自己負担が2,000円で収まらない場合などについて

2026年10月1日から、自治体がふるさと納税の募集に使える経費の上限が、寄附額の50%から47.5%へ引き下げられます。その後も段階的に圧縮され、最終的には4割以下となる予定です。あわせて返礼品の地場産品基準も厳格化されます。返礼品にかけ...
法人税

高野山の宿坊「集団申告漏れ」報道を、数字と通達から読む

2026年9月9日、大阪国税局が高野山の宿坊を営む宗教法人を調査し、集団で申告漏れを指摘したという報道がありました。また、翌10日には、調査を受けた寺院のひとつである恵光院の住職が、当事者としての説明をnoteで公開しています。報道と当事者...
法人税

会社から個人にお金を貸すときの利率について

経営者と会社の距離が近い会社では、資金の出入りが混ざりやすい構造があります。判断する人と出資している人が同じだからです。手元が足りず一時的に引き出す。金額が小さければ、誰も気に留めません。ただ、税務では会社と個人は別の人格です。会社が個人に...
出産育児

出産費用と医療費控除 ── 我が家の場合と、民間の医療保険の要否

国税庁のタックスアンサーNo.1124に、出産にかかる費用の取扱いがまとまっています。妊娠と診断された後の定期検診や検査の費用、通院にかかった交通費は対象です。出産で入院するとき、電車やバスでは難しくてタクシーを使ったなら、そのタクシー代も...
税理士独立

生成AIの勉強会に行って、明日から試せると思ったこと

税理士事務所や税理士法人での生成AIの使い方、活用事例を扱う勉強会に参加してきました。かなり勉強になったので、自分の事務所でもすぐ取り組めそうなことを備忘として残しておきます。何から手をつけていいか分からない、という最初の壁効率化や仕組み化...
法人税

清算結了の登記について──税理士は登記申請書を作成できません

会社をたたむときの一連の手続きのうち、官報公告について以前記事を書きました。一連の手続きの中で、最後に来るのが清算結了の登記です。起算点は決算報告を承認した日清算事務が終わったら、清算人が決算報告を作ります。これを株主総会に提出して承認を受...
出産育児

「読み聞かせは無意味」と言われても、『くんくんとかじ』は読む

先日、行動遺伝学者の安藤寿康さんらの鼎談記事を読みました。見出しは「読み聞かせも知育玩具も子どもの知能向上には無意味」。毎日読み聞かせをしている身としては、なかなか刺さる言葉です。ただ、本文は見出しほど言い切っていません。安藤さんが述べてい...
法人税

事前確定届出給与の届出書に、賞与以外の役員報酬まで書かせるのはなぜか

事前確定届出給与の届出をするとき、届出書の本体とあわせて付表を作ります。金銭で支給する場合は付表1です。この付表は左右に分かれています。左が「事前確定届出給与に関する事項」、右が「事前確定届出給与以外の給与に関する事項」です。つまり、届け出...
税理士独立

LECの「奨学生試験」と、税法科目が10万円安い理由

妻が今年の税理士試験で簿記論と財務諸表論を受けました。結果が出るのは11月27日の合格発表です。ただ、来年は税法科目に進むつもりでいるようで、今は科目選びと予備校選びを同時に考えている最中です。そんな中で見つけてきたのが、LEC東京リーガル...