税金全般

税理士独立

税賠の事故事例集2026――インボイスで「選び間違い」の種類増加か

税理士職業賠償責任保険の事故事例集が公表されました。税理士のミスで依頼者に損害が出て、保険金が支払われた事例の冊子です。今回の対象は、2025年7月1日から2026年6月30日までに支払われたものです。気になった事例をいくつか取り上げます。...
税金全般

「ふるさと住民」に登録したら税金は変わる?―― 新制度の概要など

「ふるさと住民」という言葉を、ニュースで見かけるようになりました。住んでいる場所とは別の地域に、住民に近い立場で登録できる制度です。総務省は2027年3月に始める方針と報じられています。構想の段階では「第2の住民票」と呼ばれ、住民税を2か所...
税金全般

通達どおりに送っていないのに適法?――本人のポストに届いた再調査決定書の話

国税不服審判所は、自らが出した裁決の一部をホームページで公表しています。直近では、令和8年1月分から3月分として7件が公表されました。その中に、税金の計算ではなく、書類の「届け方」が争われた一件がありました。中身を見てみると、通達に沿った運...
税金全般

定期借地権付きマンションの増加と税金について

9月15日付の朝日新聞に、定期借地権付きマンションが都心で増えているという記事が出ていました。都心で見かける機会が増えたと感じている方もいると思います。通常のマンションと主に税金の扱いがどう違うのかを中心に、個人と法人に分けて整理したいと思...
税務調査

書類が1か月遅れただけで14億円。税の特例は出して初めて使えます

住友生命保険が大阪国税局の税務調査で、源泉所得税の納付漏れを指摘されました。不納付加算税と延滞税を含めた追徴額は、14億9千万円です。源泉所得税は、お金を支払う側が、支払うときに相手の税金を差し引いて国に納める仕組みです。今回は、同社の社債...
税金全般

eLTAXがやっと24時間365日に

地方税の電子申告・電子納付の窓口であるeLTAXが、令和8年9月24日のシステム更改で、24時間365日使えるようになる見込みです。メンテナンスの時間は除きます。これまでのeLTAXは、平日の8時30分から24時までが基本でした。土日祝日は...
法人税

過年度の費用を当期で落とすとき、別表四で加算すべきか

決算の作業中に、過去から積み上がった帳簿のズレが見つかることがあります。たとえば、資産に計上していた保険料の取り崩しが、何年も前の解約のときに漏れていた。その分だけ残高が実際より多い状態で、毎期そのまま繰り越されてきた、というような場合です...
税金全般

毎月分配型の投資信託はダメなのか――「回数」ではなく「原資」の問題

2026年6月、米国の高配当株ETFであるHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)の分配の頻度が、四半期(年4回)から毎月(年12回)へ変更されました。証券会社からお知らせが届いた方もいらっしゃると思います。変わったのは、分配の回数...
税金全般

マイホームは個人名義か法人名義か——四つのパターンと税金比較

家を持つか、借りるか。その名義を個人にするか、法人にするか。この二つを掛け合わせると四つのパターンになります。ここでは税金の損得だけに絞って、それぞれの特徴を並べてみます。マイホーム×個人自宅を個人名義で所有する場合、税制上の優遇が手厚く用...
税金全般

金利年21.3%の子ども名義定期預金、手元に残るのは約8,400円

SBI新生銀行が、17歳以下の子ども名義の定期預金について、金利を年21.3%分(税引前)上乗せするキャンペーンを行うと報じられています。上限は60万円、預入期間は1か月です。以前、SBIハイパー預金の「年4.2%」キャンペーンについて書き...