国税職員

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調査関係書類のe-Tax提出制度と「提出先調査部門等番号」の不便さ

税務調査や行政指導の際に、担当職員から請求書や帳簿データの提出を求められることがあります。これらの書類を、令和6年からe-Taxで送信できる制度が用意されています。便利な制度ですが、実務で使ってみると、いくつか引っかかる点があります。制度の...
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【不祥事】大阪国税局職員が「警察を名乗る人物」に納税者情報をLINE送信

2026年4月13日、大阪国税局の20代職員が、警察を名乗る何者かにそそのかされ、調査中の納税者情報をLINEで送信してしまったと発表されました。漏えい件数は個人情報179件、法人情報80件の合計259件です。国税職員による情報漏えいという...
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17年前のブログと一冊の本が、今の自分を作っていた

国税の職場に入る前、簿記や会計を理解するために助けられた当時のネット記事と書籍について、ふと懐かしくなったので書き残しておきます。2009年、情報源としての個人ブログ私が国税に入庁したのは2009年4月なので、もう17年前になります。月日が...
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もし今、19歳で国税に入庁したら。30代前半で独立するまでの妄想

高校卒業後すぐに国税の職場に入る、いわゆる普通科ルート。昔のような学歴がものを言う時代ではなくなってきた今、改めて悪くない選択肢だと感じています。聞くところでは、最近は普通科の採用試験のほうが国税専門官試験よりも倍率が高いそうです。一発合格...
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元国税職員の税理士が増えているなと実感する

昨日、租税教育講師養成研修会に出席しました。租税教室(小中高生向けの税に関する授業)の講師を務めるには、この研修を受講することが必要です。ちなみに、税理士登録から1年以内は主任講師を担当できないそうなので、今年の9月までは補助講師としての参...
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国税職員の「新年度」は4月ではない――事務年度という区切り

一般に、4月は新年度の始まりです。民間企業でも官公庁でも、人事異動や新入社員の受け入れはこの時期に行われます。ところが、国税職員の場合は少し事情が異なります。国税の世界には「事務年度」という独自の区切りがあり、7月1日から翌年6月30日まで...
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春になると、独身寮と社会人一年目のことを思い出す

来月から令和8年度です。この時期になると、卒業式や入学式、入社式の準備といった言葉をよく目にします。年度の切れ目は、毎年同じように来るはずなのに、不思議とその年ごとの空気があります。私にとってこの時期は、大学を卒業して東京国税局に入る前のこ...
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タレコミがあれば税務調査は入るのか――税務署が動く情報、動かない情報

税務署には、外部からさまざまな情報が入ります。いわゆる「チクり」や投書のようなものです。現場では、部外者からのタレコミを「部タレ」と呼ぶことがあります。では、そうした情報が来たら、すぐ税務調査になるのかというと、そうではありません。まず見る...
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無料で読める国税の教科書として、税大校本はかなり筋がいいと思う

無料で読める国税関係のテキストとして、税大校本はかなり良いのではないかと思っています。大卒等の枠で国税の職場に入ると、入庁後しばらく、埼玉県和光市の税務大学校で研修を受けます。そこで使われるのが、いわゆる税大校本です。各税法ごとにまとまって...
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国税の職場のよさは「現実を見られること」だった、という話

しばらく税金に関する記事が続いたので、今日は少し雑記です。16年ほど国税の職場にいた人間として、「国税の職場はおすすめか」「どこがどのようによかったか」と聞かれることがあります。ただ、この問いは少し答えにくいです。向いている人と向いていない...