最近、朝晩の冷え込みがすっかり秋らしくなってきました。そんななか、私が密かに気になっているのが「東京ポイント7000円」です。東京都が今年の秋ごろに実施予定とされているキャンペーンで、都の公式アプリ「東京アプリ」とマイナンバーカードを連携すると、7000円相当のポイントがもらえるというものです。
ポイントは「東京ポイント」と呼ばれ、メルカリポイントや楽天ペイ、Vポイントなどに交換して使えるそうです。言葉の通り、都民限定の“現金のような”プレゼント企画といったところでしょうか。
秋が深まっても、まだ続報がない
「秋ごろ」と聞いていたので、てっきり10月には何かしらの案内があるのかと思っていました。ですが、11月に入っても公式からの発表は見当たりません。アプリ自体はリリースされているものの、肝心のキャンペーン詳細がまだ出てこない。
ちなみに、対象は15歳以上の都民。つまりほとんどの人がもらえるはず。1人7000円と考えると、東京都としても相当な予算規模になるので、事務的な準備にも時間がかかっているのかもしれません。
ポイ活というより、拾えるお金を拾っていきたい
こういう話をすると、「ポイ活が好きなんですね」と言われます。確かに、そう見えるかもしれません。でも自分の中では少し違っていて、ポイ活というと、ポイントサイトに登録したり、条件付きのキャンペーンに参加したりと、“時間と個人情報を投下してポイントを稼ぐ”イメージがあります。
一方で、今回のように「ただ都民である」というだけでもらえるものは、もう拾うしかないと思っています。落ちているお金を拾うようなものです。
7000円って、ちょっとした外食2回分。生活に潤いを与えてくれる額ですし、なによりこうした行政の施策は期間限定なので、逃すと二度と同じ条件ではもらえません。
どう使うかを考えるのも楽しい
近所にウェルシアがあるので、私はVポイントに交換して「ウェル活」に使うつもりです。
ウェル活というのは、毎月20日にウェルシア薬局でVポイントを1.5倍の価値で使える日がある、という制度です。例えば7,000円分のポイントをその日に使えば、実質10,500円分の買い物ができる計算になります。
日用品や食品をそこでまとめ買いすれば、生活費の節約にもなります。
そういえば、数年前にドン・キホーテで「チャージ金額の20%をmajicaポイントで還元」というキャンペーンがありました。たしか2023年ごろのことです。あれも事前登録など不要で、ただチャージするだけで還元されるという神イベントでした。チャージした金額は楽天のギフトカードを購入して、楽天証券の投資信託の購入に充てていました。
費用対効果を考えて、それでもなお価値のあるイベントは数年に1度くらいしかないものの、ああいうタイプの“拾えるお得”には、つい飛びついてしまっている自分がいます。
小さい人間だなぁと自分でも思う
こうして書いていると、自分でも「税理士のくせに小銭を拾おうとするムーブダサすぎワロタw」と思ってしまいます。
もちろん、7,000円じゃ人生は変わりません。ただ、こうした施策をきっかけに「自分の情報をきちんと管理する」「マイナンバーカードを活用してみる」といった意識が広がるのは悪くない流れだと思います。
寒さが増してくるこの季節、東京ポイントの詳細が発表されるのを待ちながら、温かいコーヒーでも飲んで気長に構えようと思います。


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