読書

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令和の家族像――『みぃちゃんと山田さん』を読んだ

最近『みぃちゃんと山田さん』を読みはじめました。少し歪んだ親子関係といった日常的な場面が淡々と描かれています。しかし、読み進めるうちに「家が安心できる場所ではない」という構図が浮かび上がってきます。この点で本作は『タコピーの原罪』を思い出さ...
読書

書籍『お金の大冒険』――物語で学ぶお金にまつわる5つの力

最近はルミエール府中で本を借りることが多いのですが、今回はちゃんと本屋で買いました。レジに持っていく前に、まず値段を二度見。フルカラーで約550ページあって、税抜1,780円。この分厚さでこの価格は正直破格です。著者はYouTubeでおなじ...
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『善と悪のパラドックス』を読んで――人間は“自らを家畜化した動物”だったのか

府中市の「ルミエール府中」図書館は、私のお気に入りスポットのひとつです。静かで落ち着いた空間の中に、意外と専門的で読み応えのある本が並んでいます。先日立ち寄った際、書架の一角で目を引くタイトルを見つけました。それが今回の一冊――『善と悪のパ...
読書

読書の秋?いやまだ暑いけど『人生の結論』を読んだ

読書の秋、というにはまだ外が暑すぎる気がしますが、図書館で借りた本の感想を少し書いてみようと思います。私は近所の大きめの図書館をよく利用していて、今回はあらかじめ予約した本を受け取りに行きました。0円で知識を仕入れて、アウトプットとしてこう...
税理士

『税理士ならだれでも年収3,000万円』を読んで、目が覚めました(物理的にも)

ゴールデンウィークもいよいよ終盤です。我が家では、税理士試験の受験を控える妻が日々の勉強に励んでいるわけですが、その横で、インプット教材とアウトプット教材を吟味し、「この時期なら理論より計算じゃない?」などと口を挟み、完全に“お受験ママムー...
生活・考え

Die With Zeroって実際どうなのか

~お金を使い切る人生、目指せる?~「ゼロで死ね」。なかなか刺激的なフレーズですが、これはビル・パーキンスの著書『Die With Zero』が提唱する考え方です。要するに、「稼いだお金をしっかり使い切って、後悔なく人生を終えよう」という話。...
読書

漫画『ようこそ!FACTへ』を読んで思ったこと

「ようこそ!」って言われたのに、全然歓迎されている気がしない。むしろ、読めば読むほど社会の闇に引きずり込まれるような感覚になる。そんな漫画、『ようこそ!FACTへ』を読みました。この作品は、陰謀論をテーマに知能格差が生む人間関係の断絶を描い...