皆さんは「昔の自分の夢」を見ることはありますか?
私は結構な頻度で見ます。年に数回、決まったように同じ夢が登場するのです。最近も見ました。毎朝日記をつけているので、どの夢をいつ見たかも把握できています(冷静に考えると、夢の記録をつけている時点で何かの兆候かもしれません)。
今回は、そんな私が繰り返し見る「昔の夢」について、お話ししたいと思います。
野球部時代のスローモーション地獄
小学生から中学生の頃、野球部に所属していました。そして、その頃の夢をいまだに見ます。
夢の中の私はランナーです。バッターが打った瞬間、「ホームに全力で突っ込め!」と本能が叫ぶ。しかし、足が鉛のように重くなり、まるでスローモーション。観客席の歓声が遠のく中、私は必死に前に進もうとするも、全然進まない。結局、夢の中では一度もホームベースにたどり着いたことがありません。
この夢、当時の野球部仲間の間では「あるある」として共有されていましたが、部活を辞めて20年以上経った今でも見るとは思いませんでした。もしかして、未練があるのでしょうか?それとも、現実でも「ゴールが遠い」という心境の表れでしょうか。
ピアノレッスンの夢
私は幼稚園から中学3年生までピアノを習っていました。実はピアノ教室が幼稚園の一室で開かれていたので、中学3年生にもなって、幼稚園に通っていたことになります。これ、なかなかシュールですよね。
そんな私がよく見るのが、「ピアノのレッスンを受けている夢」。しかも、目覚めた直後に「あれ、俺ってまだピアノやってたっけ?」と一瞬混乱するレベル。
特に思い出深いのは、メンデルスゾーンの『狩の歌』。これが難しくて、発表会前は必死に練習しました。結果、発表会で上手く弾けた時は嬉しかったですね。今では『猫踏んじゃった』しか弾けませんが、それをどれだけ速く弾けるか競い合う男子の文化、ありましたよね?(え、なかったですか?)
公務員の遅刻夢
これは圧倒的によく見る夢のひとつです。
朝、ふと目が覚めると時計は 8時15分 。
「やばい!完全に寝坊だ!!」
しかも、なぜか実家にいるのです(ちなみに、社会人になってから実家から職場に通ったことは一度もありません)。
大慌てで両親に「なんで起こしてくれなかったんだ!」と叫ぶ私。でも、だんだん冷静になり、「待てよ、これ夢じゃね?」と疑い始めた瞬間に目が覚めます。
不思議なことに、現実では一度も寝坊したことはありません。それなのに、なぜ夢ではこうも頻繁に遅刻するのでしょうか。もしかすると、「時間に遅れたくない」という強迫観念の表れなのかもしれません。
知らない電車に乗る夢
もうひとつ、何度も見るのが「知らない電車に乗る夢」です。
気がつくと、私は見知らぬ電車の車内にいます。ホームの駅名を見ても、どこなのか全くわからない。外はだんだん暗くなり、「これ、どこに連れて行かれるんだ?」という不安だけが募る。そして、決まって途中で目が覚める。
この夢の何が不安かって、目的地に着いたことが一度もないこと。現実でも「この道で合っているのか?」と迷うことが多いのですが、それが反映されているのでしょうか。
妻の離婚の夢
ここまで私の夢の話をしましたが、実は妻も定期的に夢を見ます。
それが、「私と離婚する夢」。
年に1回くらい見ているらしく、朝起きたら「嫌な夢だったわ~」と報告してくれます。詳しい内容は覚えていないそうですが、とりあえず悲しい夢だったとのこと。
……いや、ちょっと待ってくださいよ。
深層心理的に、何かあるんですかね!?
とりあえず、現実にならないように誠心誠意努めようと思います(笑)。
夢の考察:何を意味するのか?
これらの夢は一体、私の何を反映しているのでしょうか。
- 野球部の夢 → 達成できなかった何かへの未練?
- ピアノの夢 → 昔の努力が報われた喜びの記憶?
- 遅刻の夢 → 責任感が強すぎるせい?
- 知らない電車の夢 → 未来への不安?
- 妻の離婚の夢 → ……これだけは深堀りしたくない(笑)。
ふと疑問なのですが、何歳くらいまで夢を見るものなのでしょうか。もしかして、人は死ぬ直前まで夢を見ているのでしょうか?
今度、実家に帰省したときに両親に聞いてみようと思います。もし、「最近は夢を見なくなったなぁ」なんて言われたら、それはそれでちょっと怖い気もしますが。
皆さんは、昔の夢をよく見ますか?もし面白い夢のエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
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