やっと名乗れました
本ブログのタイトルは「元国税職員のブログ」です。
…が、実はこれまでの記事、全部“現役国税職員”として書いておりました。厳密には令和7年7月9日まで。法的には、退職辞令が交付されたその瞬間に、遡って0時に退職が成立することになっているそうで、私が「元」と名乗れるのは、まさにこの投稿が初めてのことになります。
ようやくタイトル詐欺が回収されました。ありがとうございます。
無職2日目の朝に思うこと
昨日は退職祝いに、妻と近所の焼肉屋で肉と酒を堪能してきました。これがまあ、うまい。
あの名シーンが思い浮かびます。課長島耕作 第8巻。島耕作が苫米地派に誘われるもきっぱりと断り、結果的にクビを宣告されたあと、大泉副社長を焚きつけて苫米地を追い落とすべく動き、休職届を提出。その夜、ドンペリを飲みかわしながら語るあのセリフ。
「うまいや。明日から会社に行かなくていいと思うと、よけいにうまい!」

そう、まさにあの心境です。
目覚ましに起こされる必要のない朝
今朝は5時40分に一度起きてしまいました。現役時代の名残ですね。とはいえ、もう目覚ましに従って出勤する必要はありません。二度寝して、7時過ぎに起床。
平日であるにもかかわらず、家の中は静かで、ゆったりとした時間が流れていました。
しばらくは「毎日が日曜日」生活です。ただし、これが意外と怖い。
昼夜逆転へのささやかな抵抗
いま私が恐れているのは、昼夜逆転生活に陥ることです。
定年退職後にうつ病気味になる方がいるという話を聞いたことがありますが、早期退職者であっても他人事ではないと感じています。勤務の義務を失ったあと、自分を律するのは意外と難しい。放っておくと、夜更かしが連日となり、気づけば寝つきも悪くなる――そんな未来は避けたいものです。
私なりの対策として、まずは「起きる時間と寝る時間を固定する」ことを意識しています。23時には寝て、6時には起きる。今のところできていますが、続けることが大事だと思っています。
変えたくない生活習慣
私にはひとつ、勤め人時代から大切にしている習慣があります。それが、パワーリフティングのトレーニングです。
ここ数年は、平日の朝や休日にジムへ通う生活を続けてきました。退職して時間に余裕ができた今こそ、その頻度を増やそうと思っています。
実際、ジムに行くか行かないかで、生活全体の充実度がまるで違います。筋トレに行かなくなると、家事もおろそかになるし、何より気分が落ち込む。逆に、朝から身体を動かすと、頭も冴えますし、一日がきちんと始まった気がします。
今後も「筋トレが生活のバロメーター」という感覚は大切にしていきたいと思います。
税理士登録が終わるまでの過ごし方
今は税理士登録の申請書類を準備中です。これを提出したら、晴れて“税理士見込み”になります。
とはいえ、すぐに何かを始めようとは思っていません。むしろこの「一時的に無職」な状態を、少しだけ楽しんでみようかと思っています。ただし、24時間自由にさせておくと、ろくなことをしない性格であることも自覚しています。
そのため、以下のような“ゆるい予定”を立てています。
- 午前中は図書館で読書or税理士事務所のホームページづくり
- 午後はジムで筋トレor自由に過ごす
- 夜は自宅で妻と食事(家では酒は飲まないようにしたい)
こんな感じで、一日のうち数時間は“勤め人っぽい作業”をして、残りの時間でリラックスをしていくつもりです。
妻はフルリモート勤務中
ちなみに、隣の部屋では、平日も妻がしっかりと働いてくれています。
そんな中、私ひとりがのんびりしているというのは、どうにも落ち着きません。家計に一銭も入れず、筋トレして昼寝して漫画読んで……という生活は、精神的に2〜3か月が限度な気がします。
ちょうどその頃、税理士登録が完了する予定です。良くも悪くも、うまい具合にできているものだなと思います。
最初の記事は、ただの雑記でいい
っというわけで、記念すべき「元国税職員としての初投稿」が、こんな雑記でよいのかと少し思いつつも、自分の気持ちをちゃんと記録に残しておくことが大事だと感じたので、そのまま書きました。
本当はもっと立派な記事を書くべきかもしれませんが、「今の気持ち」に勝るものはないと思います。
これから少しずつ、過去の経験や、これからの挑戦についても綴っていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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