ホットクックを我が家に迎え入れて、もう2年が経ちました。
もともと、料理というものに積極的に関わってこなかった私ですが、ホットクックを買ったのは「もしかして、これなら料理が楽しくなるかもしれない」と思ったからです。
きっかけは、X(旧Twitter)で流れてくる「ホットクックで作るとだいたい美味しくなる」という投稿の数々でした。料理下手を自負していた私でも、これがあれば“だいたい”美味しくなるのなら、もしかして…? そんな期待を抱きつつ、購入に至りました。
さらに、勝間和代さんのYouTubeや書籍でもホットクックの魅力が語られていたことも大きな後押しとなりました。「スイッチを押せば美味しい料理ができる」なんて、夢のような話じゃないですか。
とはいえ、三日坊主の私が続くのか…と一抹の不安はありました。しかし、ホットクックはそんな私を裏切りました。気づけば200品以上の料理を作り、つい先日、「200回記念おめでとうございます!」というホットクックからの通知を受け取りました。
えっ、こんなに使い込んでるの…? 三日坊主どころか、しっかり主戦力になってるじゃないか。
そんなホットクックで、私が特に気に入っている料理をいくつか紹介したいと思います。
基本のゆで卵、半熟卵、温泉卵
「卵をゆでるくらい鍋でやればいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、ホットクックで作ると、一気に大量に、しかも完璧な状態で仕上がります。
- 半熟卵:水100mlを内鍋に入れ、
- 手動でつくる → 無水でゆでる → 5分
- ゆで卵:水100mlを内鍋に入れ、
- メニュー番号95 → 調理開始
- 温泉卵:卵がかぶる程度の水を入れ、
- メニュー番号108 → 調理開始
これだけで、1個~10個を一度に作れます。タンパク質摂取の鬼である私にとって、これほど頼もしい機能はありません。冷蔵庫にストックしておけば、食卓で「ちょっとタンパク質足りないな」と思ったときに、サッと補充できるのです。
さつまいものポタージュ(要まぜ技ユニット)
さつまいもは、そのまま焼いて食べるのもいいですが、ポタージュにすると驚くほど美味しくなります。
【材料(2~3人前)】
- A さつまいも(皮をむき、2~3センチ角に切る)250g
- A 玉ねぎ(横薄切り)1/2個
- A コンソメ(顆粒)小さじ2
- A 水 300ml
- 牛乳 200ml(報知音が鳴ったら入れる)
- 塩 適量(仕上げに)
内鍋にAを入れ、カテゴリーを選択 → スープ → さつまいものポタージュ でOK。
驚くほど簡単で、しかも優しい甘みが癖になります。炭水化物の半分はさつまいもで摂取している私としては、ホットクックでさつまいも料理のレパートリーが広がるのは本当にありがたいです。
参鶏湯(2~3人前)
炊飯器で作る参鶏湯のレシピをホットクック用にアレンジした一品です。
【材料】
- 鶏むね肉 1~2枚(フォークで穴を開ける)
- もち麦 50g
- しょうが 1かけ
- 長ネギ 0.5~1本
- 鶏ガラ 大さじ1
- 塩 小さじ0.5
- 酒 大さじ1
- 水 600ml
内鍋に材料を順番に入れて、カテゴリーを選択 → スープ → 参鶏湯 で調理開始。
鶏むね肉はトレイニーにとって欠かせない食材ですが、どうしても単調になりがちです。この参鶏湯なら、スープに旨味が溶け込んで、飽きることなく無限に食べられます。ダイエット中でも満足度の高い一品です。
夫婦そろってハマった「チキンと野菜の無水カレー」(要まぜ技ユニット)
妻の仕事が忙しくなる月初の月曜日、我が家では決まってこの無水カレーを作ります。
【材料】(6人前)
- トマト缶 1缶
- 玉ねぎ 2個(みじん切り)
- セロリ 1本(みじん切り)
- 鶏手羽元 6~8本
- おろしにんにく・おろししょうが 各小さじ1
- 市販のカレールー 適量
これらを内鍋に入れ、カテゴリーを選択 → カレー で調理開始。
特にセロリが決め手で、「カレーにセロリ!?」と思うかもしれませんが、これがあるだけで味がグッと引き締まるんです。このカレーを食べると、「ああ、今月も始まったな…」としみじみ思います。
ホットクックの「便利」と「ちょっとした不満」
【便利な点】
- どんなに料理が苦手でも、レシピ通りに材料を入れれば、確実に美味しくなる。
- 調理中は完全放置でOKなので、自由な時間が増える。
【ちょっとした不満】
- まぜ技ユニットの洗浄が面倒。
- 一部の料理では、出来上がってしばらく放置していると警告メロディーが鳴る。
とはいえ、これらの不満点をひねり出すのに苦労するくらい、ホットクックには満足しています。
料理をしない人にも、料理好きの人にも
ホットクックを使い始めて、「料理は苦手だけど、作るのが楽しい」と思うようになりました。料理が得意でなくても、ホットクックなら美味しい料理が作れる。さらに、料理好きの人にとっても、時間を有効に使いながら本格的な料理ができるツールとしておすすめです。
今後も、ホットクックの「通算調理回数カウンター」がどこまで伸びるのか、楽しみながら使い続けていきたいと思います。
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