私の人生が1年1巻の漫画だったとしたら

もし私の人生が1年1巻の漫画だったとしたら、現在は38巻まで刊行されており、次巻の発売予定は2025年5月。シリーズもいよいよ佳境に差し掛かり、主人公(私)は大きな転機を迎えようとしています。

皆さんは自分の人生を漫画にたとえたことはありますか?

私は、ふとした瞬間に「今はちょうど物語の山場だな」「このキャラ、23巻以来の再登場じゃないか!」と、メタ的な視点で自分の人生を考えることがあります。今回は、そんな私の人生漫画を巻ごとにざっくりと振り返りながら、どんなストーリーになっているのかをご紹介したいと思います。


第一部:黎明編(1巻~12巻)

東京都某所で生まれた私の物語がここからスタート。家庭や友人との関係を中心に、ほのぼのしたエピソードが描かれています。

特に4巻で親友ができたものの、10巻で彼が遠くへ引っ越してしまう展開は、初めて「別れ」というテーマを知る重要なエピソードでした。そして11巻~12巻では、塾に通いながら学業と向き合う日々。小学生なりの地獄を味わい、大人だけでなく子どもにも過酷な世界があることを知った巻でもあります。


第二部:乱世編(13巻~17巻)

物語の舞台は中学校。15巻では野球部のエースにまで上り詰めますが、16巻からは突然の陸上部への転向。ゲーセン通いが増え、交友関係が広がる一方で、勉強に対する姿勢はどこかに置き去りに……。

読者の皆さんも、この時期の私には「大丈夫か?」とハラハラしたかもしれませんね。この頃に登場したキャラは30巻以降にも再登場し、今でもシリーズを支える「推しキャラ」として活躍しています。


第三部:復活編(18巻~22巻)

高校3年から大学4年まで。乱世編で成績が地の底まで落ちたものの、部活引退後に時間を勉強へ注ぎ込むことで、見事に復活。

19巻からはパワーリフティング部が中心の舞台となり、最初は全く成績が振るわなかったものの、22巻では関東学生大会で優勝して引退。また、復活編の終盤では公務員試験を突破し、国税職員として内定を得ることに成功しました。

乱世編で登場したキャラたちも、ここで再登場。長年の伏線が回収される重要なシリーズです。


第四部:どさ周り編(23巻~26巻)

社会人1年目から4年目。主に税務署を舞台に、税務調査の基礎を身につけ、仕事に慣れていく過程が描かれます。

ですが、当然ながら心が折れそうになる場面も多々ありました。その度に、復活編で出会った仲間たちと再会し、お互いの近況を語り合うことで何とか乗り切っていきます。


第五部:修験道編(27巻~33巻)

社会人5年目から結婚前まで。仕事の難易度が跳ね上がり、まさに修験道を歩んでいるような日々。ですが、この時期に培った経験が、34巻以降で大きく役立つことに。

なお、33巻の中盤で私の妻が突如登場。この展開に「このキャラ、今後どうなるんだ?」と思った読者も多かったことでしょう。


第六部:結婚道場編(34巻~38巻)

34巻で結婚。仕事では修験道編で培ったスキルを発揮しながら、税理士試験の勉強にも本格的に取り組む道場編へ。

図書館にこもりながらの勉強生活が続き、まさに「耐え忍ぶ時期」。そして38巻の終盤、いよいよ退職を決断。これが現在のクライマックスとなっています。


第七部:独立編(39巻~)

そして、ついに迎える独立編。今後はどのような展開になるのか、作者である私自身もまだ予測不能。

まずは公務員という肩書きを失い、ゼロからの営業活動へ。もがきながらも少しずつ信頼できる顧客を増やし、税理士としての基盤を築いていく物語になるでしょう。

また、復活編に登場したパワーリフティング部の仲間たちも、独立編で再登場する予定。彼らとの再会がどのような影響をもたらすのか……。


伏線回収エピソード

・修験道編(31巻)で登場したR氏が、39巻では最初の顧客候補に! ・17巻で出てきた柔道部のS氏が、34巻で公務員として同じ宿舎に住んでいたことが発覚! ・そして、33巻で登場した妻は、最終巻までのレギュラーキャラに。


おわりに

38巻まで続いたこの人生漫画、今後もまだまだ展開が続きます。

もし皆さんの人生が漫画だったら、何巻まで刊行されていますか?どんな伏線が張られていますか?

時々こうやって振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。

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