10月に事務所を立ち上げてからあっという間でしたが、11月は特に環境の変化や学びが多かった月になったように感じています。
税理士法人からの業務委託
11月は、自分の中で信頼している税理士法人さんから業務委託の依頼を受け、その業務に携わりながら、自身の事務所運営も並行して進める日々でした。
勤務税理士としてどこかの事務所に毎日通っているわけではありませんが、業務委託という形でも 税理士法人のワークフローや、ICT を活用した最新の働き方を間近で体験できる のは非常に大きな収穫です。
特に、ワークフロー管理やコミュニケーション手段など、「個人事務所では再現が難しい規模感の運営」がどのように回っているのかを知ることができました。
まだ試験採用期間ではありますが、自分の事務所にも取り入れたい点が多く見つかり、開業初期の段階でこの経験を積めたのは大きかったと思っています。
自分を律する仕組みを自分で作らなければならない
改めて感じているのは、
個人事業主は「何をやるか」が徹底的に自分次第である
という点です。
時間的拘束がないというのは自由であると同時に、どこまでも自分を甘やかすことができる環境でもあります。だからこそ、外部のストレスではなく、自分で自分を律するための仕組みを持っておく必要があると感じます。
そのひとつが ジム通い です。
11月は業務に集中していた影響もあり、以前より少しペースが落ちていました。
ただ、現職時代からの習慣として筋トレは生活の一部になっていたので、できる限り継続したいと考えています。
引っ越して距離が少し遠くなったとはいえ、大会前と同じような頻度で通うことが目標です。
ジム通いが疎かになった際は、「まずトレーニングウェアを着る」「ジムの会長に挨拶だけでもする」という最低ラインを設定し、あとは作業興奮に賭けるという手法を取っています。散々語られてきた手法ではありますが、意外とこの方法が一番効果的だなと思います。
フリーな時間をどう扱うかが独立後の課題
自分の顧客や、業務委託先へのレスポンスは早くすることを意識しています。
連絡が滞りなく回るだけで、お互いのストレスが大きく減るので、ここは自分の中で優先順位が高い部分です。
ただ、それ以外の時間は基本的に完全フリーです。
やるべきことが明確に決まっているわけではなく、
- 自分で期限を決める
- その期限に合わせて進める
- 全体の進捗を自分だけで管理する
という環境です。
極端な話、昼寝をしても誰からも怒られませんし、ゲームを始めても咎められません。
しかし、その結果として価値提供ができず、成果物が納品できなければ、全ての責任は自分に返ってきます。
このあたりのバランスが難しく、自己責任を突き詰め過ぎると休むことを忘れてしまうという問題もあります。
フリーランスや個人事業主によくある話ですが、「休む力」も同時に必要なのだと思います。
まだ始まったばかり
まだ試行錯誤の段階でありつつも、少しずつ自分のスタイルが見えてきた期間だったように思います。
- どのようなペースで働きたいか(休みたいか)
- どの程度の仕事量が適切か
- 外部との関わりをどう活用するか
- 日常の習慣をどう維持するか
- 日常の悪い習慣をどう排除するか
これらの問いに向き合いながら、少しずつ生活と仕事を調整している感覚があります。
個人事業主としての生活は、自分の性格や価値観がそのまま仕事に反映されるため、適度な緊張感・適度な休息・適度な自由をどう配置するかが今後の課題だと感じています。


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