社会保険

国税職員

退職して気づいた、公務員年金の「3階部分」

先日、KKR(国家公務員共済組合連合会)から通知書が届きました。「退職年金分掛金の払込実績通知書」というものです。現職のころは給与から天引きされるだけで、中身をほとんど意識していませんでした。改めて眺めて、そういえば公務員の年金には3階部分...
国税職員

令和8年度の国民健康保険――任意継続との比較で見えたこと

令和8年度の国民健康保険税の納税通知書が届きました。今年度から、保険税の区分が1つ増えています。これまでの医療分、後期高齢者支援金分、介護分に加えて、子ども・子育て支援納付金分が新設されました。子育て支援の財源を確保するための制度改正による...
社会保険

年金の積立金が41兆円の黒字。それでも保険料が下がらない理由

私たちが納めた年金保険料の一部は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用しています。その2025年度の成績が出ました。収益額は41兆3,995億円、収益率は16.47%。6年連続の黒字で、2023年度に次ぐ過去2番目の高水準です。...
社会保険

給与の仕訳、教科書的なやり方とクラウド会計向きのやり方

給与を支給したときの仕訳には、大きく分けて2つのやり方があります。1つは、給与の総額を計上し、天引きした社会保険料や税金をそれぞれ預り金として処理する方法です。簿記の教科書で学ぶのはこちらです。もう1つは、手取り額で給与を計上し、天引き分は...
所得税

納期の特例のついでに、社会保険料の控除額も点検を

納期の特例の届出をしている事業者にとって、7月10日は1月~6月分の源泉所得税をまとめて納付する期限です。この時期は源泉所得税の金額に意識が向きがちですが、そもそも毎月の給与計算が正しくできているかを振り返る機会でもあります。社会保険料の控...
出産育児

出産手当金が振り込まれました―育児休業給付金の月額上限について思うこと

先日、出産手当金が振り込まれました。子どもが生まれたのが3月中旬で、振込は6月中旬でした。出産から3か月ほどです。以前、このような記事を書きました。今回は、そこで試算した金額が実際にどう入ってきたか、という続きにあたります。振込までの期間は...
社会保険

付加年金が2年で元が取れる理由、繰上げ繰下げ受給に係る回収期間ズレの話

国民年金には、保険料に月400円を足すだけで将来の年金を増やせる仕組みがあります。付加年金と呼ばれるものです。使えるのは第1号被保険者(自営業者など、自分で国民年金を納める人)と任意加入の人に限られます。会社員や公務員のように厚生年金へ入っ...
社会保険

子が20歳~就職までの間に親が子のiDeCoを満額拠出することを思いついたけど

まだ遠い未来の話ですが、2026年現在0歳児のうちの子どもが20歳になったとき、つまり2046年ごろに税や社会保険の観点から親として何をしてあげられるかをつい考えてしまいます。そのとき子どもは、自分で年金保険料を払う立場(国民年金の第1号被...
社会保険

専業主夫が30年で3倍――第3号被保険者の仕組みと公平性を整理する

2026年6月8日の日経新聞の朝刊に「『専業主夫』30年で3倍に」という記事が書いてありました。会社員などに扶養される配偶者が入る国民年金の「第3号被保険者」のうち、男性が2024年度末で約13万人になったという内容です。1994年度と比べ...
社会保険

【2026年8月~】高額療養費制度、月額上限が上がり、年間上限が新設

2026年4月、新年度予算が成立しました。これに伴い、今年8月から高額療養費制度の見直しが始まります。報道などでも取り上げられていますが、内容が少し複雑です。「自分の負担はどう変わるのか」が分かりにくい改正ですので、要点を整理しておきます。...