今日で禁酒100日目になりました。この間に2回ほどお酒を飲む場に誘っていただくことがありましたが、いずれもノンアルコールで参加し、結果としてどちらも十分に楽しい時間を過ごすことができました。正直なところ、「もう機会飲酒というより、生涯断酒でもいいのではないか」と思う瞬間も増えています。
ただ一方で、私自身はいまだに「禁酒◯日目」とカウントしてしまっています。その様子を見て、妻から「それって、まだ未練が残っている証拠なんじゃない?」と手厳しい指摘を受けました。確かにそのとおりで、お酒との関係を完全に断ち切れているかと言われると、まだ途上なのだと思います。
それでも、体調は明らかに良くなりました。睡眠の質、朝の目覚め、日中の集中力など、どれをとっても以前より安定しているような気はします。お酒が日々の生活に与えていた影響は、やはり小さくなかったのだと、禁酒を続けてみて実感しています。
お酒の次はカフェインだと思った理由
お酒をいい感じで手放せてきたことで、「次はカフェインかな」と自然に思うようになりました。振り返ってみると、独立前から最近まで、私はかなりのカフェイン依存状態だったように思います。
前職の頃は、冬場になると必ずコンビニでコーヒーを買ってから登庁していました。独立後も、自宅で粉からコーヒーを淹れ、気が向けばバターコーヒーにしたりして、それなりの量を日常的に飲んでいました。1日平均400ml程度は飲んでいたと思います。
妻が妊娠してからは、妊婦にはカフェインの影響があるということで、デカフェの粉を自宅に常備するようにはしていました。しかし、「どうせならカフェインでシャキッとしたい」という気持ちが勝ってしまい、朝の散歩ついでにセブンイレブンで普通のコーヒーを買う、という生活が続いていました。これが11月頃までの私の日常でした。
カフェイン断ちの初期症状は想像以上にきつかった
12月に入ってから、「そろそろカフェイン依存からも抜けよう」と思い立ち、思い切ってデカフェやルイボスティー、白湯に蜂蜜を溶かした飲み物(もはや白湯ではありませんね…)などに切り替えました。
ところが、ここで予想していなかったのが、カフェインの離脱症状のつらさです。特に最初の頃は、昼過ぎになると決まって頭痛が出ていました。しかも不思議なことに、昼ごはんを食べるとその頭痛が強まるような感覚がありました。医学的な仕組みまでは正確にわかりませんが、ネットでも「カフェイン断ちは頭痛が出やすい」とよく書かれており、「これが噂のやつか」と思いながら耐えていました。
現在も、完全にゼロになったわけではありませんが、離脱症状はかなり軽くなり、少しずつカフェインなしの生活にも身体が慣れてきたように感じています。お酒の禁断症状とはまた違った種類のしんどさがあるのだと、身をもって体験することになりました。
カフェインは機会摂取でいいか
もっとも、お酒と違って、カフェインについては完全に断つつもりはありません。カフェに行って、ゆっくり美味しいコーヒーを飲む時間こそ、まさに人生の彩りというものだと思います。ここは「機会摂取」でよいと割り切ることにしました。
普段の生活ではノンカフェインを基本にしつつ、集中力を最大限に高めたいときだけ、適量のカフェインを使う。この距離感でやっていきたいと思います。
結局のところ、中年男性を手っ取り早くシャキッとさせるという点では、カフェインは非常に優秀な存在なんですね。だからこそ、毎日のように無意識で使うのではなく、「ここぞ」という場面に限定して使いたいと思うようになりました。


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