国税職員

【第15回】国税職員時代を振り返る – アフターコロナの庁勤務と署への決断

令和4事務年度、私は庁法人課税課の審理係で実査官として勤務していました。この年から、当課や官房系の一部の部署でアフターコロナの新しい働き方としてフリーアドレスが導入されました。固定席はなく、係ごとにこの島あたりというふんわりした席の割り当て...
国税職員

【第14回】国税職員時代を振り返る – コロナ禍の庁勤務と税理士試験挑戦

令和3事務年度、この年も引き続き国税庁の同じ部署で勤務していました。世の中はまだ新型コロナウイルス禍のまっただなか。第四回の緊急事態宣言が2021年7月12日から9月30日まで、まん延防止等重点措置が4月5日から9月30日、そして翌年1月9...
国税職員

【第13回】国税職員時代を振り返る – コロナ禍の庁勤務と結婚

令和2事務年度も引き続き国税庁で勤務していました。ご承知のとおり、この年は新型コロナウイルスの影響が本格化し、官庁街もこれまでにない空気に包まれていました。国税庁全体で在宅勤務と出社を交互に繰り返す体制となり、庁舎内の人の動きは明らかに少な...
国税職員

【第12回】国税職員時代を振り返る – 調査復帰と庁出向のはざま

調査部門に復帰したぞ4年ぶりに調査26部門へ戻ってきました。今度は内勤担当ではなく、待望の調査担当です。調査部も6年目に入り、「そろそろ慣れてきた」と言いたいところですが、部門内では最年少。立場としては、まだまだ下っ端です。主査との相性、日...
国税職員

【第11回】国税職員時代を振り返る – 他局支援と婚活全盛期?

調査審理課も4年目に突入しました。国税の世界では「審理は1,000日修行」とよく言われますが、私の場合は係員としての調査審理歴は実質2年間だけ。あとの2年は総務担当と今回の部署だけなので、正直「修行」と胸を張れるほどの経験値ではありません。...
国税職員

【第10回】国税職員時代を振り返る – 庁併任と調査審理課3年目

調査審理課に戻って2年目を終え、気がつけば3年目に突入していました。総務係の時代も含めれば、通算で調査審理課歴はすでに3年。いつの間にか調査審理課の空気に馴染んできたような気がします。この年は、係長も調査官もほとんどメンバーが変わらず、ある...
国税職員

【第9回】国税職員時代を振り返る – 調査審理課ふたたび、心の荒波

私はまたしても調査審理課に戻ってくることになりました。最初の調査審理課配属は2年前、総務係としての勤務でした。その後、調査第3部調査第26部門で内担を経験し、再び調査審理課へ。いわば“ただいま”という状態です。同じ課とはいえ、当時からメンバ...
国税職員

【第8回】国税職員時代を振り返る – 金融部門の内担でやんちゃな1年

入庁して7年目。ブログタイトルに「やんちゃ」と自分で書くことにはいささか抵抗があるものの、そんな1年だったのは事実かもしれません。私はこの年、希望していた金融部門――調査第26部門へ異動となりました。配属先は、外に出る調査担当ではなく、内部...
税理士

税理士登録、面接調査を受けてきました(備忘録)

16年を振り返るシリーズの途中ではありますが、今回は少し寄り道して、先日受けてきた税理士会支部での面接調査について、備忘録的に記録しておこうと思います。スケジュールの記録まずは時系列で、登録に向けた動きを整理しておきます。令和7年7月10日...
国税職員

【第7回】国税職員時代を振り返る – 局総務と内閣法制局出向

入庁して6年目、私は初めて署ではなく局へ異動となりました。行き先は東京国税局の調査第一部調査審理課です。もっとも、いきなりゴリゴリの審理業務を任されるわけではなく、課内の総務担当という立場でスタートしました。総務担当という局の洗礼署でも総務...