何をしている時間が、一番後悔が少ないのか

考え

年末ということもあって、今年1年を振り返りつつ、「最近は何をしている時間が一番幸福度が高いのか」ということを、よく考えています。
ここで言う幸福度は、「楽しい」とか「テンションが上がる」といった瞬間的なものというよりは、あとから振り返ったときに、「精神的な充足感が大きかった」と思えるかどうか。その意味での幸福度でしょうか。

例によって、精神的な充足感があまり大きくなさそうなものから先に抜き出して、残りから考えると分かりやすそうです。
スマホゲーム、SNSのショート動画スクロール地獄、ストロング系チューハイ(すぐ酔える系のアルコール飲料)。
その瞬間は確かに楽しい気がしますが、時間が経つと、何も残っていない感じがすることがあります。

家の近くにある、クソデカ図書館

私の家の近くにクソデカ図書館があります。ルミエール府中です。
最初に行ったとき、「お金を一切払わずに、こんなに本があるのか」と、素直に驚きました。

どんなジャンルでも、とりあえず棚を眺めていれば、必ず何か引っかかる本が見つかります。
目的を持って行ってもいいし、持たなくてもいい。
この「選ばなくていい感じ」も、個人的にはかなり楽です。

最近は、読みたい本を見つけたら即座に図書館に在庫があるかをネットで確認し、すぐ予約してしまいます。
今は20冊近く予約しており、今日は5冊ほど借りてきました。

今日借りてきたのは、以下のとおりです。

『シッダルタ』
『もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』
『自分で選んでいるつもり』
『ミライの授業』
『性の進化論』

こうして並べてみると、かなりノンジャンルです。
そこそこ幸せに時間が溶けていく感覚が、なかなか良い。
もちろん、全部は読まないかもしれませんが、それでも楽しいのです。

語彙が増えると、世界が掘れる

「語彙が手に入る」という点も、図書館で過ごす時間が好きな理由の一つです。
っと言ってもこのブログをご覧いただいたらわかるとおり、私自身の言語運用能力はお察しのとおり。図書館好きでもこんなものです。
それでも言葉で世界を掘っていく感覚みたいなのは多少あります。

ビジネス書である必要はないと思っています。
むしろ、語彙をもらっている感覚が一番強いのは、小説です。

使わない言葉は、見えない世界になる

以前、橘玲氏の著書で、
「伽藍(がらん)を捨てて、バザールに向かえ」
という一文を読んだことがあります。

「伽藍」という言葉は、日常生活ではほとんど使いません。
使わない言葉は、情景が頭に浮かびにくい。
裏を返せば、言葉を知ることで、初めて見える世界があるのだと思います。

「伽藍を捨てて、バザールに向かえ」は、公務員から独立する際、私の中で一つの座右の銘になりました。
おそらくこの言葉も、小説を読んでいなければ引っかからなかったはずです。
「伽藍」という言葉は、確か、貴志祐介氏の『新世界より』で初めて知った言葉だったように思います。

語彙は、意外なところで効いてくる

最近は、子どもの名前を考える機会も増えました。
漢字をざっと眺めていると、いわゆるカラーバス効果で、名付けにふさわしい漢字というものが自然と目に入ってきます
図書館で本を読んでいる時間が、思いもよらないところで効いてきます。

コスパという言葉を使うなら

お金がかからないわりに、精神的な充足感が大きい。
図書館を「コスパがいい」と感じる理由は、それに尽きます。

今のところ、人生全体をならして考えたとき、
図書館で本を読んでいる時間より、後悔が少ない時間は、あまり思いつきません。

もっとも、現時点での自分の話です。
世の中は諸行無常。
これから先、また答えが変わるかもしれません。

っと言いつつ、酒飲みながらゲームするのも楽しいんですよね。
年末年始も人生に飽きを感じることなく過ごせそうです。

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