1000時間でも、何者かになれると思いたい

考え

「1万時間の法則」という言葉があります。
ある分野で一流になるには、1万時間の練習や学習が必要だ、という考え方で、マルコム・グラッドウェルの著書をきっかけに広まりました。毎日3時間取り組んだとしても、単純計算で10年近くかかります。正直なところ、なかなか気の遠くなる数字です。

一方で、最近よく耳にするのが「1000時間の法則」という考え方です。
一流ではなくても、中級から上級、いわばセミプロ程度まで到達するには、1000時間程度の集中的な学習や実践で足りる、というものです。楽器、スポーツ、プログラミング、語学、資格試験など、さまざまな分野で当てはめて語られています。1日1時間なら約3年、1日2時間なら1年半、1日3時間なら約1年。こうして数字に落とすと、急に現実味が出てきます。

1000時間という単位が、最近ちょうどよく刺さる

私がこの「1000時間」という単位を意識するようになったのは、最近よく読んでいる田中渓さんの書籍や発信がきっかけでした。完璧を目指すより、まずは手の届くところまでやってみる。その発想は、今の自分にはしっくりきます。

余談ですが、ゲームの「風来のシレン6」のプレイ時間がそのうち1000時間に近づきそうで、この分野ならセミプロを名乗ってもいいのでは、と思ったりもします。冗談です。

1000時間の積み上げは、個人事業主のほうが有利かもしれない

1000時間の積み上げという点では、サラリーマンよりも個人事業主のほうが有利な側面はあるように思います。
例えば国税職員を例にすると、異動の有無はさておき、往復1時間半の通勤と、8時間半の勤務時間があれば、1日およそ10時間は職場や移動に拘束される計算になります。その時間の中で、学習や修行に充てられる余白を確保するのは、簡単ではありません。

もちろん、通勤時間や昼休みをうまく活用できる人もいますし、そうした人ほど次のステップに進んでいる印象もあります。

一方で、自宅兼事務所という働き方になると、時間の使い方の自由度は格段に上がります。通勤時間はゼロですし、仕事の配分も自分で決められます。平日に少し早めに切り上げて、土日に仕事を回すこともできますし、1日あたりの稼働時間をならしていくことも可能です。そう考えると、今の自分は「1000時間修行」を始めるには、かなり恵まれた環境にいると言えそうです。

2026年以降、何に1000時間を使うか

問題は、その1000時間を何に使うのか、という点です。
税理士という軸はすでにありますので、そこに別の分野を掛け合わせて、何かしらセミプロと呼べる領域を作れたら面白いな、とぼんやり考えています。1日2時間で1年半、1日3時間なら1年。このくらいのスパンであれば、現実的な目標として腹落ちします。

ぱっと思いつくのは社労士ですが、資格試験という枠組みでしか発想できていない時点で、まだ少し頭が固いのかもしれません。散歩中やサウナに入っているときのほうが、案外いいアイデアが浮かぶこともあります。焦らず、考える時間も含めて、1000時間の使い道を探っていきたいと思っています。

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