3月生まれの男の子は本当に不利?「相対年齢効果」から見えてくる現実と希望

出産育児

最近は育児関係の情報収拾をよく行うようになりました。
3月下旬生まれ予定のわが子(男の子)について
「3月生まれは不利って聞くけど、大丈夫だろうか…?」
と心配になっているところです。

日本では学年が4月〜翌年3月で区切られているため、3月生まれの子どもは「同じ学年のなかで一番月齢が低い立場」となり、さまざまな場面で相対的に幼い状態で集団生活に入ることになります。

こうした「学年内の月齢差」によって生じる差は、「相対年齢効果」と呼ばれ、実際に国内外の研究でも一定の傾向が示されているようです。しかし、これは“絶対に不利”という意味ではないようです。
3月生まれでありながら大きな成果を残してきた人々の実例を確認して安心しつつ(?)、3月生まれの子どもにとっての希望ある視点を自分のためにも記録しておきます。


相対年齢効果とは?──なぜ「早生まれ」は不利だとされるのか

相対年齢効果とは、同じ学年内で月齢の差があることによって生じる影響を指します。たとえば4月生まれの子と翌年3月生まれの子では、実に11か月の差があります。幼児期の11か月は、運動能力・言語発達・集中力といった面で大きな違いとなって表れやすく、それが以下のようなかたちで影響します:

  • 保育園や幼稚園での評価や自己肯定感に差が出やすい
  • スポーツの選抜で体格差が不利に働くことがある
  • 小学校入学直後、学習や集団行動への適応が難しくなるケースがある

たとえば、ある調査では「小学校低学年の全国学力テストで、早生まれの平均点が遅生まれに比べてやや低めに出る傾向がある」ことが報告されています。また、スポーツの分野でも、早生まれの子が代表選抜で選ばれにくいというデータが複数の競技で示されています。


3月生まれでも大活躍している人はいる

では、本当に3月生まれはハンデを背負うばかりなのでしょうか? そんな不安を払拭してくれるような、3月生まれで素晴らしい実績を残した人たちを見ていきたいと思います。

スポーツ界では:

  • 桑田真澄さん(1968年4月1日生まれ)…学年区切り上では3月生まれ相当。甲子園でもプロ野球でも活躍しています。生まれがもし1日ズレていたらKKコンビは実現しなかったかもしれません。
  • 高橋大輔さん(1986年3月16日生まれ)…日本男子フィギュアスケート界のパイオニア。五輪メダル獲得など国際舞台で活躍。
  • 内田篤人さん(1988年3月27日生まれ)、香川真司さん(1989年3月17日生まれ)…ともに日本代表としてワールドカップを戦った実力派サッカー選手。

学業・ビジネスの世界でも:

  • 河野玄斗さん(1996年3月6日生まれ)…東大医学部出身、数理教育や起業など多彩な分野で活躍。
  • 三木谷浩史さん(1965年3月11日生まれ)…楽天グループ創業者として日本を代表する実業家に。
  • 岩瀬大輔さん(1976年3月17日生まれ)…ライフネット生命を共同創業し、保険業界に新風を吹き込んだ人物。

これらの方々に共通するのは、3月生まれというスタートラインの遅さを跳ね返すように、自らのペースで力を伸ばしていったことだと思います。つまり、相対的な出遅れはあっても、それを持続可能な努力で乗り越えられるという証左とも言えるかもしれません。


不利な点はある。でも、環境と見守りで十分に乗り越えられる

相対年齢効果の影響は、特に幼児期〜小学校低学年にかけて顕著ですが、年齢が進むにつれて緩和されていくという研究もあります。

また、選抜や評価といった制度的な要因も、最近では「発達段階別の指導」や「能力別クラス」など、年齢にとらわれすぎない取り組みが広がってきています。つまり、家庭や学校の“まなざし”次第で、不利が不利でなくなる場面も増えているということです。

なにより大切なのは、「早生まれだから…」と大人が不安を先回りしすぎないことかもしれません。子どもは、環境や経験によって大きく変わります。成長のスピードは人それぞれ。長い目で見れば、スタートが少し遅いことよりも、途中で自分なりの道を見つけて進んでいく力のほうが、ずっと大切になるはずです。


伸びるタイミングが違うだけと思いたい

確かに、3月生まれの子どもは、同じ学年内で見ると月齢的に幼く、不利な場面に出くわすこともあるでしょう。しかしそれは「才能がない」わけではありません。

むしろ、大人が環境や声かけを工夫し、子ども自身のペースで成長を支えていけば、着実に伸びていく力を育むチャンスでもあるのかもしれません。

3月生まれで活躍している人たちは、それを実際に体現している存在です。
3月生まれの子を育てる親としても、過度に心配しすぎず、どっしり構えていようなどと思いました。

そういえば経済評論家の故山崎元さんの息子さんも早生まれの東大生だったような。
もういちど経済評論家の父から息子への手紙を読み返そうと思いました。

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