新成人の方がこのブログを読む機会はあまりないかもしれませんが、まずは成人おめでとうございます。
成人年齢が18歳に引き下げられた影響で、最近は「成人式」ではなく「二十歳のつどい」という名称が使われているようですね。初めて知りました。
さて、来年で2回目の成人式を迎える年齢になった私ですが、ふと自分の成人式当日のことを思い出しました。
結論から言うと、私は成人式には参加していません。
地元に知り合いがいない、という理由
成人式に行かなかった理由は、とても単純です。
「行っても知っている人がいない」と思ったからです。
私は中学受験をしており、中学から大学まで同じ系列の学校に通っていました。そのため、いわゆる「地元の友達」がほとんどいません。小学校時代の同級生は、探せばいるのだと思いますが、小学校卒業から成人式までは約8年。その8年という時間は、20歳前後の人間にとってはかなり大きいものです。
仮に再会したとしても、顔を見てすぐに思い出せるのか、そもそも話が合うのか、正直あまり想像がつきませんでした。
この「成人式に知っている人がいない問題」は、中学受験をした人にはそれなりに共感してもらえる部分もあるのではないかと思います。もちろん、単純に私に友だちがが少なかっただけという可能性も否定できませんが。
成人式の日にしていたこと
そんなわけで、成人式当日の私は何をしていたかというと、居酒屋のアルバイトに普通に入っていました。
当時のバイト先には、私と同じ学年の人も何人かいて、振袖姿で挨拶に来る人もいました。
「一瀬は成人式出ないの?シフト入ってるの?」
そんなふうに少し不思議そうに聞かれた記憶があります。
ただ、そのバイト先は大学のキャンパス近くで、私の地元ではありません。つまり、仮にその場に同世代がいても、参加している成人式自体は別の地区のものです。
当時の自分としては、
「知り合いが一人もいないかもしれない場所に、わざわざ行くのはちょっとな…」
みたいな感じだったのだと思います。
今になって思うこと
ただ、今になって振り返ると、たとえ完全に一人でも、成人式には行っておけばよかったのかもしれない、と思うようになりました。
人生に一度しかないイベントですし、周囲が浮かれている中で、一人で居心地の悪さや孤独感を味わう経験も、それはそれで得るものがあった気がします。
当時の私は、その「孤独」を避けたとも言えます。
でも、あの場で感じたであろう居心地の悪さや疎外感は、今思えば一度くらい経験しておいてもよかったのではないか、そんなふうにも思います。
二十歳のつどいの日の風景を見て
今日、府中駅周辺を少し散歩していたところ、スーツ姿の若い人たちが繁華街に多くいました。おそらく、式典や一次会が終わった後だったのだと思います。全体的に、楽しそうな空気が漂っていました。
それを見て、20年近く前の自分の選択を思い出し、少しだけ考えさせられました。
成人式に行かないという選択をした自分が、何を避けてきたのか、何を経験しなかったのかを振り返る、そんな一日でした。


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