自分は意外とせっかちなのかもしれない

考え

最近、自分は思っているよりせっかちなのではないかと感じることがあります。普段はそれほど急いでいるつもりはないのですが、細かい作業や予定の処理、連絡の返信などは気がつけば前倒しで済ませてしまうことが多いです。なんとなく細かなタスクが積み上がると活力が奪われているような気がして、5分で済むなら脳のリソースを空けておきたいという気持ちになります。

この性質は悪い方向に働くばかりではなく、仕事や日常生活においては良い面の方が多いのではないかと思うようになりました。「後手後手にならない」というだけでも、精神的に余裕を保ちやすくなりますし、ミスの発生回避にもつながります。


せっかちな上司のもとで働いた経験

公務員時代を振り返ると、せっかちな上司のもとで働いた経験は何度もありました。業務の進捗や部署全体の動きを細かく見ており、確認のスパンが短いタイプの上司です。

当時は、そのせっかちさに振り回されているように感じることもありましたが、今思えば、あれは部署全体のスピードを意識したうえでの行動だったのだと思います。
上司の反応が早いと、部下としても「次はこう動いておこう」と自然と前に進むようになり、結果として仕事全体の流れが整うことがありました。

つまり、せっかちであること自体が悪いのではなく、部下の状況や組織の動きをよく見ている証拠でもあり、それが部署の回転速度を高めていたのだと思います。


のんびりした上司のもとでは、仕事が後ろ倒しになることもある

一方で、のんびりした上司のもとで働いた年もありました。
こうした上司は人柄としては穏やかで、話もしやすく、雰囲気だけを見ればとても良い職場です。しかし、業務の進行については、指示したつもり・聞いたつもりのすれ違いが生まれやすく、結果的に仕事が後ろ倒しになる光景を何度も見ました。

部下としては「この作業はもう終わったつもり」、上司としては「これはまだ進んでいない認識」というズレが起きると、そこから調整に手間がかかり、部署全体のスピードが落ちていきます。

のんびりした性格自体は悪いわけではありません。ただ、組織としてのスピード感は、上に立つ人間の「少しのせっかちさ」によって保たれていた部分もあったのだと、今になって思います。


自分の性格と、仕事の進め方への影響

こうした経験を踏まえて改めて考えると、自分がややせっかちな性質なのは、それほど悪いことではないのではないかと感じています。

  • 細かいタスクをすぐ片づける
  • 〆切に対する余裕をあらかじめ確保する
  • 連絡を溜めない
  • スケジュールが圧縮されにくい

これらはすべて、仕事を自分のペースで進めるうえで役に立っている部分です。

もちろん、せっかちさが悪い方向に働くと、周囲に過度なプレッシャーを与えてしまうこともあり得ます。しかし、今は独立して個人事業主として動いているので、誰かにせっかちさを強要する立場でもありません。
そのため、自分自身を適度に前へ押し出す程度の“せっかちさ”は、ちょうど良いスピード調整になっていると感じています。


独立すると「上司のせっかちさ」を自分で再現する必要がある

会社組織にいた頃は、上司の動きが部署全体のリズムを決めていました。
しかし、今は上司も部下もいない環境です。つまり、スピード感を生み出す役割は自分しかいません。

独立すると、自分がせっかちでなければ仕事は自然と後ろへ倒れていきます。
目の前の仕事を締め切り前に終わらせるかどうか、毎日のスケジュールに余裕を作るかどうかは、自分の性格と習慣に直結します。

その意味では、せっかちなところがあるのは、自営業者としてはむしろ武器なのかもしれません。


せっかちさを他人に押しつけず、自分のペース調整だけに使う

とはいえ、自分のせっかちさを他人に押しつけるつもりはありません。
自分のペースをそのまま他人に求めると、相手の生活や価値観に負担を与えてしまいます。組織ならまだしも、独立後の関係では、相手にも相手のペースがあります。

だからこそ、せっかちさは「自分のペース調整のため」に使うのが適切だと考えています。

  • 自分の仕事を後ろへ倒さないため
  • 生活の余白を確保するため
  • メンタル的な余裕を持つため

こうした目的に限って活用するのであれば、せっかちであることはむしろメリットとして機能します。


自分の性質をうまく使い、生活の余裕につなげたい

せっかちであることに対して、以前は少しマイナスの印象を持っていました。しかし、独立してみると、この性質は想像以上に役に立っています。
仕事もプライベートも、自分のスピードでテンポよく進めることで、精神的な余裕を保てています。

これからも、せっかちさを他人に強要することなく、自分のペースを整えるための一つの性質として活かしていきたいと思います。

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