税務調査

税務調査

国税庁のオンラインツールQ&Aが令和8年7月に改訂――詐欺メール対策と提出データの管理が追加

国税庁は令和7年10月以降、税務調査などの場面でオンラインツールの利用を順次始めています。使われるのは、インターネットメール、Web会議システム(Microsoft Teams)、オンラインストレージ(PrimeDrive)、アンケート作成...
税務調査

決済代行「全東信」の破産――現金回帰、国税の着眼点

クレジットカードの決済代行会社「全東信」(大阪市)が、2026年7月6日、大阪地方裁判所から破産手続開始の決定を受けました。負債総額は約1259億円で、今年最大の倒産と報じられています。全東信の主力事業は、飲食店などを対象とした「立替払い」...
税務調査

書面添付で税務調査は来にくくなるのか――元国税職員としての所感

税理士法33条の2には、書面添付制度というものがあります。税理士が申告書を作成するときに、どの帳簿や書類をどの程度確認し、どう計算・整理したか、そしてその内容についての所見を、一枚の書面にまとめて申告書に添付できる、という制度です。この書面...
税務調査

漫画「脱税できるかな」を読んで――昔の税務調査は、本当に交渉で決まったのか

西原理恵子さんの「脱税できるかな」を読みました。漫画「できるかな」シリーズの一編で、単行本『できるかなV3』(扶桑社、2003年12月)に収められています。現在はKindle Unlimitedでも読めます。(function(b,c,f,...
国税職員

KSK2の幻想と現実――元国税職員から見た新システム移行

国税庁の基幹システムである「KSK(国税総合管理システム)」が、令和8年9月24日(木)に「KSK2」へ移行します。現行のKSKは2001年から稼働しており、約25年ぶりの全面刷新です。国税庁が掲げる目標は3つあります。書面中心からデータ中...
法人税

出張旅費規程の節税効果と、規程作成で押さえるべき実務上のポイント

法人で出張旅費規程を整備し、日当を支給する手法は、ネット上でよく節税策として紹介されています。仕組み自体はシンプルです。所得税法第9条第1項第4号は、出張に必要な支出に充てるため支給される金品で、その旅行について通常必要と認められるものを非...
税務調査

調査関係書類のe-Tax提出制度と「提出先調査部門等番号」の不便さ

税務調査や行政指導の際に、担当職員から請求書や帳簿データの提出を求められることがあります。これらの書類を、令和6年からe-Taxで送信できる制度が用意されています。便利な制度ですが、実務で使ってみると、いくつか引っかかる点があります。制度の...
税務調査

4〜6月に着手する税務調査について

以前の記事で触れましたが、国税職員の年度区切りは3月ではなく6月です。6月末に異動の内示があり、7月10日に人事異動が行われます。このスケジュールを踏まえると、「4〜6月は税務調査が手薄になるのでは」と考える方もいるかもしれません。これは、...
所得税

【今月から】少額減価償却資産の特例が40万円未満に拡大――押さえておきたい注意点

令和8年度税制改正により、少額減価償却資産の特例の上限額が引き上げられました。これまで「1つあたり30万円未満」だったものが「40万円未満」に改められています。対象となるのは、中小企業者や個人事業主です。ただし、常時使用する従業員数が400...
税務調査

税務調査を録音してもよいのか

税務調査の連絡を受けると、多くの事業主の方がまず気にするのは、調査官とのやり取りをどう残すかだと思います。特に不安になるのは、後から「言った」「言わない」の話になることです。録音ができれば、その場のやり取りを後で確認できますし、少なくとも心...