保育コンシェルジュに行ってきました—保活制度難しすぎ問題—

出産育児

雑記です。先日、府中市の保育コンシェルジュに相談に行ってきました。

府中市の保育コンシェルジュは、市役所おもや3階の保育支援課にいる職員で、認可保育所・認可外保育施設・幼稚園など、それぞれのご家庭の事情と希望にあった保育サービスを紹介してくれる窓口です。相談内容は、入所に関すること、入所できなかった場合の相談、保護者のニーズに合った保育サービスの情報提供などが中心です。LINEから事前予約もできますし、予約なしでも相談できるそうです。

実は、認可と認可外の違い、保活でよく聞く「指数制」など、自分はきちんと理解していませんでした。話を聞いてみて、かなり勉強になりました。

認可と認可外、利用者の負担はどう違うか

まず認可保育所と認可外保育施設の違いです。認可保育所は国の基準を満たし、自治体(府中市)に申し込んで利用調整を経て入所する施設です。一方で認可外保育施設は、東京都独自の基準で認証された認証保育所や、その他の届出施設などがあり、申込みは施設に直接行います。

利用料については、令和7年9月から東京都内の認可保育所は0〜5歳児まで所得や子どもの人数にかかわらず無償となりました。それ以前は0〜2歳児の第1子には保育料がかかっていたのですが、現在は無償です(給食費・延長保育料・行事費等の実費は引き続き自己負担です)。

認可外保育施設については、府中市の場合、月120時間以上の利用契約をしている児童の保護者に対して保育料の助成金が出ます。令和7年9月の第1子無償化に合わせて助成金額が増額されており、月額の利用料は多くの場合かなりカバーされる印象です。ただし、入園料や延長保育料等は対象外で、世帯状況によって金額は変わるため、詳細は施設所在地の自治体に確認するのが確実です。

指数制とは何か

府中市の認可保育所の利用調整は「指数」で行われます。指数は次の3つの合算です。

  • 父の指数(基本指数+個人調整指数)
  • 母の指数(基本指数+個人調整指数)
  • 世帯に係る調整点

基本指数は就労時間などで決まり、保護者1人あたりの上限は100点。たとえばフルタイム就労(週40時間以上)でちょうど100点になります。両親ともフルタイムであれば父母合計で200点となり、ここに各種の調整指数や世帯調整点が加減算されてその家庭の指数が決まります。

利用調整の基準となる「保育所等入所のしおり」と、各園・各年齢クラスの「入所可能者最低指数」(実際に入れた人の最低ライン)の分布は、いずれも府中市のホームページで公開されています。

令和8年4月の指数分布を見て感じたこと

公開されている令和8年4月1次募集の指数分布を見ると、人気の高い園のボーダーはおおむね200点プラス加点要素がどれだけあるかというラインに見えました。両親フルタイム共働きでようやくスタートラインに立ち、そこから先は加点で順位が決まるという印象です。

コンシェルジュの方の説明も、認可保育所ありきというよりは、認可外保育施設、一時預かり事業、定期利用保育事業など、選択肢全般について丁寧に説明されていました。話を聞きながら、「認可だけ希望を出してもほとんど落ちるので、よく考えてください」というニュアンスを受け取った気がします。

制度を読み解くのは普通に難しい

それにしても、保活は資料の見方と制度の概要を理解するだけでもかなり難易度が高いと感じました。社会保険労務士の勉強を少しかじったときに、社会保険系の制度は、措置がパッチワーク的に積み上がっているので論理一貫性などは求めずに「こういうものだ」と思って暗記すべきだと言われたのを思い出しました。保活もこれに近いところがあります。世の子育て世帯がこれを正面から読み解いて全体像をつかむのは、相当な労力です。

我が家の場合、人気の認可だけ希望を出しても普通に落ちそうだなと思いました。外がまだ暑くなりきらない今の時期に、認可外保育施設も見学に行っておこうかと考えています。

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