先日、租税教室の補助講師をしてきました。
租税教室は、日本税理士会連合会が取り組む租税教育のひとつです。税理士会の活動は、税理士法にもとづいて会則に定められています。租税に関する教育や、その知識を広める活動も、その会則に記載された事業のひとつです。
多くの税理士会では、この一環として、支部内の小学校や中学校の授業に税理士が参加しています。おそらく、全国の多くの地域で同じような取り組みが行われているものと思います。租税教育は、税金がどのように使われ、社会の中でどんな役割を果たしているのかを、若い世代に知ってもらうことを目的としているものと理解しています。
私は税理士登録の前から、租税教育に関心がありました。字が汚いので板書は得意ではないかもしれませんが、物事をわかりやすく伝えることは、もともと自分に向いている気がしています。この感覚は、税理士という仕事への適性ともつながっているのかもしれません。その力を、これからの将来を担う若い人たちのためにも使いたいと思っていました。
租税教室の講師をするには、事前に東京税理士会の研修を受ける必要があります。私は年度のはじめ、4月にこの研修を受けてきました。

主任講師と補助講師
租税教室は、通常、主任講師と補助講師で構成されます。
主任講師は、生徒に向けて講義を行う中心的な役割です。補助講師は、その進行を支えます。マグネットのついた絵や図を黒板に貼ったり、板書をしたりします。グループワークで使う資料を配り、机の間を回り、生徒に声をかけることもあります。
一回の授業を、二人で分担して進めていく形です。
一年目は補助講師から
税理士登録から一年間は、主任講師を務めることができません。この期間は、補助講師のみです。
そのため私の場合、九月いっぱいは補助講師として動くことになります。主に府中市内の小学校や中学校に赴きます。十月以降は、主任講師も担ってみたいと考えています。
補助講師として授業に入ることは、主任講師の進め方を間近で見る機会でもあります。十月から主任講師を務めるうえで、この期間に得るものは大きいだろうと思っています。
租税教室と、税理士としての自分
税理士にとって、会務に参加することには意味があります。ただ、その意義を一旦わきに置いても、租税教室はシンプルに自分にとってやりたいことです。
言語化は難しいのですが、租税教室をやっている税理士としての自分に、違和感がありません。自分がこうありたいと思う税理士の姿と、ずれていない感覚があります。講師としてできることは、これからも続けていきたいと思っています。
妻の母校、子どもの学校
そういえば、妻はもともと地元の人間です。租税教室の一覧には、妻が通った小学校や中学校もありました。夫である私が行ったところでどうなるわけでもありませんが、妻がどんな場所で子ども時代を過ごしたのかは、少し気になります。
このまま府中市に住み続けるとすれば、いずれ我が家の子どもも小学校に上がります。そのとき、子どもの学校に先生として行くのも、少し楽しいかもしれません。子どもにとっては、親が学校に来るなんて煩わしいだけかもしれません。仮に子どもにウザがられたとしても行ってみたい気持ちがあります。
