簿財受験生に全国公開模試を強く勧める理由

税理士独立

妻が税理士試験の簿記論と財務諸表論の願書を提出しました。3月13日に出産したばかりで、育児の真っ最中での挑戦です。私自身も育児に関わっているつもりではありますが、それでも妻の集中力と覚悟には驚かされます。最近はゴールドジムにも通い始めていて、体力作りまで始めるあたり、単純にすごいと思います。

簿財合格者の立場から、過度に口出しをするのも気が引けるところはあります。ただ、本人が合格を目指している以上、可能性を少しでも上げる手伝いはしたい。そういうわけで、勉強の方向性やスケジューリングについては時々助言をしています。そのなかで、資格の大原とTACが開催している全国公開模試だけは絶対に受けたほうがよいと、強めに勧めました。今回はその点について書きます。

2026年の開催状況

調べてみたところ、今年も例年どおり予備校各社が全国公開模試を予定しているようです。

TACは「2026年合格目標 全国公開模試」のページが出ています。申込・受験手続の開始は4月6日(月)、会場受験は原則6月11日(木)から6月14日(日)、早稲田大学会場は6月7日(日)、受験料は1科目5,000円(税込)とされています。

資格の大原は本日5月7日の13時に今年の全国公開模試のページが公開されました。6月下旬頃から順次開講で、受験料はTACと同様に5,000円(税込)です。

自分自身が助けられた経験

私も受験生時代、両校の全国公開模試にはかなりお世話になりました。

財務諸表論は令和3年度に独学で受験したのですが、その年の大原の全国公開模試の理論問題で、本試験とほぼ同じ論点が出題されました。おかげで本番でも対応することができました。当時、模試の結果は大原もTACも下から25%くらいの位置でしたが、本試験ではボーダーから合格確実ラインの間くらいの点数を獲得し、合格できました。模試の判定が悪くても本試験で取れる人はいる、という実例として自分の経験は使えると思っています。

令和5年度に資格の大原のWeb通信で簿記論を受講していた頃も、両校の模試は役に立ちました。このときは、そのままの論点が出たわけではありませんが、本試験は合格できましたし、模試で得たものは大きかったと感じています。

簿記論の模試で鍛えられること

簿記論の模試は、第一問と第二問でほぼ初見の問題に対して既存の知識で解く応用力が試されます。さらに、難しい問題は潔く捨てる判断力、そして時間配分のトレーニングにもなります。本試験は時間との戦いになる科目なので、この練習を本番前に積めるかどうかは大きな差になります。

第三問はお決まりのパターンが多いものの、製造業を予想していたり、商品売買と製造業の両方を行う会社の決算を予想していたりと、作問者の予想の仕方そのものが参考になります。模試の解説を読むと、どういう意図で問題を作ったかが見えてきて、本試験への向き合い方も整理されます。問題自体も難しすぎず、取捨選択の大事さを求めつつバランスが良い、というのが私の印象です。

1科目5,000円という価格をどう見るか

これだけの内容を本番さながらの環境で実践できて、1科目5,000円。一般に、税理士試験の受験対策にかかる費用を考えれば、安い部類に入ると思います。少なくとも自分は安いと感じました。受験生の方には、ぜひ検討してみていただきたいと思います。

受験生本人がやるべきこと、周囲ができること

受験手続きや模試の開催状況などの情報収集は、私のほうで巻き取れる部分です。本人には思う存分勉強に集中してほしいと思っています。

結果として合格できなかったとしても、それはそれで構わないと思っています。何かに挑戦しようと思い、実際に挑戦したという事実そのものが、十分に価値のあることだと感じます。これは合格者として上から言っているのではなく、自分が受験生だった頃に1度不合格を経験しているからこそ、そう思える部分でもあります。

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