私が住んでいる東京都府中市では、40歳以上の市民を対象に大腸がん検診を実施しています。同じような取り組みは、多くの自治体で行われているはずです。今年40歳になった私のところにも、市からお知らせが届きました。
検査は便を2日分採るだけ
府中市の大腸がん検診は、便潜血検査2日法です。便を2日分採取して提出します。内視鏡のような負担はありません。事前の申し込みが必要で、受けられる期間も決まっています。私は子どもの出産でお世話になった病院に、さっそく予約を入れました。
なお、便潜血検査は病気の有無を判定するものではありません。陽性となった場合は、内視鏡などの精密検査を受けることになります。逆に、陰性だから絶対に問題がない、というわけでもないようです。
大腸がんのニュースが続いた7月
先月は、大腸がんに関する報道が続きました。作家の東野圭吾さんが、7月23日に大腸がんのため亡くなっています。68歳でした。
投資家で元プロ棋士の桐谷広人さんも、前立腺がんと大腸がんに罹患していることを公表しました。報道によれば、糖尿病の定期検査から前立腺がんが見つかり、その手術前の検査で大腸がんが判明したとのことです。
大腸がんは早期発見が大事だと、一般に言われます。40歳を過ぎたあたりから罹患する人が増え始めるとも言われています。国の指針でも対象年齢が40歳以上と定められており、自治体の検診はそれに沿って実施されています。
もっと現金を使っておけばよかった
桐谷さんは、ダイヤモンド・オンラインのインタビューで、株主優待で知られるようになってから現金をほとんど使わない生活を続けてきたと語っています。好きな店にも、優待がないという理由で自腹では行かなかったそうです。
そのうえで、がんになってみて、意地を張らずにもっと現金を使って食事や旅行を楽しめばよかったと少し後悔している、と話しています。
お金をどう使うかという話は、健康という前提が崩れた瞬間に意味が変わります。使うほうも貯めるほうも、その土台の上に乗っている話です。
備えるか、そもそもの確率を下げるか
がんへの備えとしては、がん保険に加入するという方法があります。治療費や収入の減少に対する備えとして、有効な選択肢の一つです。
ただ私個人としては、起きた後に受け取るお金より、起こる可能性をできるだけ下げておくほうが性に合っています。検診でポリープが見つかったとしても、早いうちに取ってしまえば大事に至らずに済む場合が多いようです。
期間を過ぎると受けられない
自治体の検診には申込期間があります。年度に1回、前期と後期に分かれているといった制約もあります。お知らせが届いたときに動かないと、気づいたら期間が終わっていた、ということになりかねません。
40歳以上の方におかれましては、お住まいの自治体の案内を一度確認してみるといいと思います。
