これまで音声入力は使ったことがありませんでした。文字は手で打つものだと思っていましたし、それで特に困ってもいませんでした。
きっかけはXの税理士界隈での評判や、マコなり社長のYou tubeを視聴していたことです。一度試してみるかという気になりました。
無料版を試さないままPro版を契約しました
Aqua Voiceには無料で使える枠がありますが、使える量に制限があります。少し触ったところで判断はつかないだろうと考え、無料版をろくに試さないままPro版を契約しました。
契約前に検索したところ、プロモーションコードが見つかりました。これを使うと年額の利用料が10パーセント引きになります。私が契約した時点では、割引後で年86ドルでした。料金や割引の条件は変わりうるので、実際に契約する際は公式の表示を確認してください。
正直なところ、試用もせずに年額を払うのは自分でも少し性急だったと思っています。ただ、制限のかかった状態で使い勝手を判断しても、たぶん結論は出なかっただろうとも思います。
推奨は有線マイクのようです
いまはAirPodsを使って入力しています。ただ、Aqua Voice側の案内を見ると、推奨されているのは有線のマイクです。無線接続は音声が届くまでに遅れが出やすく、なかでもAirPodsは話し始めてから認識が立ち上がるまでが長くなりやすい、と説明されています。
私はまだ音声入力そのものに慣れていません。開始してから何を話すか考えてしまい、5秒ほど黙ってしまうことがよくあります。これは自分の慣れの問題だと思っていましたが、機材側の遅れも混ざっているのかもしれません。有線マイクの購入は、あらためて検討したいと考えています。
向いているのは、頭の中にあるものを外に出す作業
今日一日使ってみて、向き不向きが少しずつ見えてきました。
音声が向くのは、まだ形になっていないものを外に出す場面です。この記事の下書きも、音声入力を使って作ってみました。頭の中の順序がばらばらでも、とりあえず声に出してしまえば材料は揃います。整理は後からできます。
同じ理屈で、生成AIへの相談も相性が良さそうです。前提や状況を長めに説明する必要がある場面では、手で打つより早く済みます。面談後のメモ起こしや、メールの文案のたたき台づくりも当てはまりそうです。いずれも、完成品ではなく材料をつくる作業です。
手で打つほうが速いのは、すでにある文章を直す作業
一方で、音声が不利になる場面もある気がします。例えば、既にある文章に手を入れる作業です。
推敲は、文字を見ながら少しずつ動かす作業です。ここを声で指示しようとすると、かえって手間が増えます。数字の入力も同じです。金額や日付は、口で言うより打ったほうが確実です。正確さが最優先になる記述は、多くの場合、手打ちのほうが向いていると感じています。
ゼロから何かを出す場面では音声、出したものを整える場面では手打ち。いまのところ、この線引きで運用してみるつもりです。まずは、開始してから5秒黙る癖から改善していきたいです。

