10月1日に、税理士会の会合がありました。
その席で、いつ開業したのかと聞かれ、そこで開業からちょうど1年経ったことに初めて気が付きました。
言い訳をすると、目標は暦年、つまり1月から12月の区切りで立てていました。
売上の目標も、やることの見直しも、年が替わるところで行っています。
そのため、10月という月を節目として意識していなかったのだと思います。
ちなみに、税理士名簿に載った日、いわゆる登録日は9月24日です。
こちらは今回、思い出しもしませんでした。
問い合わせは来る。ただし大半はお客様ではない
開業前の想像とのズレはあります。
ホームページを作ると、問い合わせ自体は思ったより来ます。
これは良い意味での誤算でした。
一方で、その多くはお客様からではありません。
営業のメールや、ブログの相互リンクを持ちかけるご連絡が中心です。
困るのは、その数の多さというよりも、本当のお客様からの問い合わせがその中に埋もれてしまうことです。
問い合わせ欄は、お客様の入口として置いていますので、営業目的での利用は控えていただけると助かります。
独立を考えている方に向けて書くと、ホームページを作れば問い合わせ欄はすぐに稼働します。
ただ、その件数がそのまま見込み客の数ではないというのが1年目の(おそらく今後も)実感です。
曜日はゴミ出しで、起床時刻は赤ちゃんで決まる
国税にいたころと比べて、曜日の感覚は薄れました。
今は、朝のゴミ出しで曜日を確認しています。
翌日に出すゴミの種類で、今日が何曜日かを思い出す日々です。
溜まってきたおむつのゴミを捨てたいので、毎週月曜と木曜の朝が待ち遠しいです。
一方で、朝は規則正しく起きています。
子どもが朝5時30分ごろからうつ伏せでうなり始めるからです。
目覚まし時計より正確な気がします。
服装も変わりました。
自宅が事務所なので、仕事中も赤ちゃんの相手をします。
結果として、汚れてもいい服で仕事をしがちです。
オンライン面談で、ずいぶんラフな格好の税理士だと思われた方がいらっしゃれば、大変申し訳ございません。
その面談中、子どもはよく泣きます。
私が視界から消えることが原因な気がします。実際は違うかもしれません。
画面に向かっては落ち着いて話し、背後からは泣き声が聞こえる。
自宅開業のわりと日常的な風景と化しました。
初めての入金、育児との両立
1年目の「初めて」は、どれも鮮明に覚えています。
初めての顧問契約、初めての請求書、初めての入金です。
中でも入金は特別でした。
組織に属していない一個人の働きに対して、報酬が支払われた。
毎月決まって振り込まれていた給与とは、意味が違いました。
正直に言うと、かなり感動しました。
思っていたより大変だったことは、特にありません。
大変さは、おおむね想定の範囲に収まりました。
逆に、思っていたより平気だったのは、ブログの毎日更新と育児との両立です。
ただ、「育児との両立は楽勝でした」とは恐ろしくて書けません。
そもそもお前が担当している育児の範囲はどこからどこまでなのかという厳しい突っ込みが想定されるので保守的に書かせていただきます。
仕事で行き詰まったら、目の前に転がっている赤ちゃんを抱っこして、オキシトシンを補充する。
それが可能となった1年目のラスト数ヶ月は、なかなか良いものでした。
失敗が少なかったことが、失敗かもしれない
自虐になるような失敗談を探してみましたが、あまりありません。
これは自慢ではなく、少し引っかかっている点です。
失敗が少なかったのは、思い切って何かに挑戦しなかったからではないか。
目立つ失敗がない代わりに、やらなかったことによる失敗はあった気がします。
顧問先の数や売上について、手応えは徐々に感じています。
少なくとも尻すぼみではありません。
だからこそ、2年目は守りに入りすぎず、いろいろ試してみたいと思っています。
開業2周年は、できれば人に聞かれる前に自ら気付きたいと思います。

