eLTAXがやっと24時間365日に

税金全般

地方税の電子申告・電子納付の窓口であるeLTAXが、令和8年9月24日のシステム更改で、24時間365日使えるようになる見込みです。メンテナンスの時間は除きます。

これまでのeLTAXは、平日の8時30分から24時までが基本でした。土日祝日は、一部の開放日を除いて使えません。夜にデータを送ろうとして時間切れになった方も、多いのではないでしょうか。

国税のe-Taxは、以前から土日祝日の日中も使えました。地方税だけ使える時間が短い状態が、ようやく解消されます。

更改ではほかにも変わる点があります。国の共通ログインIDであるGビズIDでログインできるようになりました。地方税お支払サイトは「eLお支払サイト」に名前が変わり、国民健康保険料など地方税以外の支払いにも使えるようになります。

実務で気をつけたいのは、給与支払報告書の提出方法です。これまでのダウンロード版のPCdeskではなく、WEB版のPCdeskを使うよう案内されています。提出が集中する年明けの前に、一度画面を確かめておくと安心です。

切り替えのため、24日の朝まで止まります

更改に伴い、eLTAXは9月19日(土)0時から9月24日(木)8時30分まで止まります。この間は電子申告・電子納付のほか、eL-QRを使ったスマホ決済などのキャッシュレス納付もできません。

作業を休祝日に寄せて、平日への影響を小さくする日程になっています。

e-Taxもまったく同じ時間帯に止まっていました

国税のe-Taxも、同じ期間止まっています。国税庁の基幹システムであるKSKが、9月24日に新しいシステムであるKSK2へ切り替わるためです。KSKは25年ほど使われてきたシステムで、今回はその全面的な入れ替えです。

KSK2の幻想と現実――元国税職員から見た新システム移行
国税庁の基幹システムである「KSK(国税総合管理システム)」が、令和8年9月24日(木)に「KSK2」へ移行します。現行のKSKは2001年から稼働しており、約25年ぶりの全面刷新です。国税庁が掲げる目標は3つあります。書面中心からデータ中…

e-Taxの停止時間も、9月19日(土)0時から9月24日(木)8時30分までで、eLTAXと同じです。

どこまで調整があったのかは分かりませんが、国と地方で足並みをそろえたように感じます。税理士側からすると、ばらばらに止まるより、まとめて止まってくれるほうが予定は組みやすいと感じています。

e-Taxは26日(土)にもう一度止まります

注意したいのは、e-Taxの停止がこれで終わりではない点です。9月26日(土)も、0時から24時まで終日使えません。

連休が明けたから大丈夫と考えて、週末に作業を回すと、この日に当たるおそれがあります。7月決算の法人など、9月末が期限の申告を控えている場合は、25日(金)までに送信を済ませておくのが無難です。

また、大きな切り替えの直後は、一般に動作が不安定になったり、問い合わせが混み合ったりしがちです。期限ぎりぎりの送信は、いつも以上に避けたほうが無難だと感じました。

24日の税務署窓口について聞いた話

もう一つ、裏付けの取れていない話です。9月24日に税務署で納税証明書を請求すると、手書きの証明書が出てくるという噂を耳にしました。基幹システムの切り替え当日であることと関係があるのかもしれません。

融資や入札などで証明書が必要な場合、9月24日の請求は納税者、税務署双方にとっても避けておいた方が無難なように感じます。

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